M&A仲介会社を自力で比較検討しようとしたときに苦労したこととは?
2025/07/16
こんにちは。MAny運営事務局です。
今回は、「M&A仲介会社を自力で比較検討しようとした時に苦労したこと」についてご紹介します!
~M&A仲介会社を自力で比較検討しようとした時に苦労したこと~
「どの仲介会社を選べば良いのか分からない」——M&A検討企業の多くが直面するこの課題について、実際に自力で比較検討を試みた経営者たちの生の声をお届けします!
①情報収集の段階で直面する最初の壁
M&Aを検討し始めた多くの経営者が最初に取り組むのが、インターネットでの情報収集です。しかし、ここで早くも大きな課題に直面します。
~T社長(製造業・62歳)の体験談~
「『M&A仲介会社』で検索すると、数百社がヒットしました。どこも『実績豊富』『手数料最安』『業界No.1』と書いてある。何が本当なのか、どこが自分の会社に合うのか、全く分からない。」
インターネット上の情報は、各社の宣伝文句が中心で、客観的な比較材料を見つけることが困難です。
特に、手数料体系の複雑さや実績の真偽については、表面的な情報だけでは判断できない状況が続いた、とのことです。
②個別相談で感じる時間的・心理的負担
情報収集の限界を感じた経営者たちが次に取る行動は、複数の仲介会社への個別相談です。しかし、ここでも苦労があったとの声があります。
1.相談のハードルが高い
多くの仲介会社では、初回相談でも詳細な企業情報の提出を求められます。
秘密保持契約を結ぶとはいえ、複数社に同じ情報を開示することへの不安は大きく、「本当に信頼できる会社なのか分からない段階で、ここまで詳しい情報を渡して良いのか」という葛藤が生まれます。
~Y社長(建設業・65歳)の体験談~
「5社に相談しようと思ったのですが、それぞれに財務諸表や事業計画を準備するだけで疲れてしまいました。しかも、相談の度に同じ説明を繰り返すのが苦痛で、3社目で諦めてしまいました。」
営業圧力と判断の混乱
個別相談では、各社が自社の優位性を強調するあまり、かえって判断が困難になるケースが多く見られます。「他社より良い条件を提示する」「今なら特別価格で」といった営業トークに混乱し、冷静な比較検討が難しくなります。
③手数料体系の比較で遭遇した複雑さ
M&A検討企業が最も気にする手数料についても、比較の困難さが際立ちます。
見積もりの統一性の欠如
同じ案件でも、仲介会社によって見積もりの出し方が大きく異なります。
ある会社は「成功報酬のみ」、別の会社は「着手金+中間金+成功報酬」、さらに別の会社は「月額顧問料込み」など、比較の土台が揃わないのが現実です。
~S社長(サービス業・58歳)の体験談~
「A社は成功報酬1,500万円、B社は着手金100万円+成功報酬1,200万円、C社は月額50万円×期間+成功報酬1,000万円。どれが一番安いのか、電卓を何度も叩きましたが、期間が読めないので結局分かりませんでした。」
隠れたコストの発見
初回提示された金額以外に、デューデリジェンス費用、契約書作成費用、税理士費用などが別途発生することが、契約間近になって判明するケースも少なくありません。事前の比較検討では見えない部分が多く、最終的な総額での比較が困難です。
④実績と能力の見極めの難しさ
各社が公表する実績について、その真偽や自社との適合性を判断することも大きな課題です。
実績の具体性の欠如
「年間100件の成約実績」と謳われても、その中に自社と同規模・同業種の案件がどの程度含まれているかは不明です。
また、成約に至った案件の条件や満足度についても、個別相談では具体的な情報を得ることが困難です。
担当者のスキルレベルの判断
M&Aの成功は担当者の能力に大きく依存しますが、初回面談だけで担当者の実力を見極めることは至難の業です。
経験年数や過去の担当案件について質問しても、守秘義務を理由に詳細な情報を得られないことが多いのが実情です。
⑤情報の信頼性確認の困難さ
各社から提供される情報の客観性や信頼性を確認する手段が限られていることも、大きな課題となっています。
第三者評価の不足
M&A仲介会社に対する客観的な評価情報や口コミは非常に限られており、各社の自己申告に頼らざるを得ない状況です。同業者からの情報収集を試みても、M&Aの性質上、詳細な体験談を聞くことは困難です。
~S社長(小売業・60歳)の体験談~
「知り合いの経営者に『どこの仲介会社を使ったか』聞いても、『守秘義務があるから詳しくは言えないが、まあまあだった』程度の回答しか得られませんでした。本当に信頼できる会社なのか、最後まで不安でした。」
■まとめ
時間とエネルギーの消耗
これらの比較検討作業は、想像以上に時間と労力を消費します。本業をこなしながら、複数の仲介会社との面談や資料作成に追われ、肝心の事業運営に支障をきたすケースも少なくありません。
機会損失のリスク
比較検討に時間をかけすぎた結果、M&Aの最適なタイミングを逃してしまったり、体力的・精神的な疲労から検討自体を諦めてしまったりする経営者も存在します。
■MAnyが解決する比較検討の課題
これらの苦労を踏まえ、M&Aマッチングプラットフォーム「MAny」では、以下のような解決策を提供しています。
- 一括比較の効率性:一度の登録で複数社から提案を受けられ、個別相談の負担を大幅に軽減
- 匿名での初期相談:詳細な企業情報を開示する前に、各社の対応や提案内容を比較可能
- 透明性の確保:料金体系や実績について、統一した基準での比較が可能
- 完全無料:売り手企業は全ての機能を無料で利用でき、比較検討のコストを削減
- 質問サポート:「何を聞けば良いか分からない」という課題を解決する質問テンプレート機能
M&A仲介会社の比較検討は、企業の将来を左右する重要な意思決定です。
自力での比較には多くの限界と課題が存在しますが、適切なプラットフォームを活用することで、これらの課題を解決し、より良いパートナー選択が可能になります。
効率的で透明性の高い比較検討環境を求める経営者の皆様には、ぜひMAnyのサービスをご活用いただき、最適なM&Aパートナーとの出会いを実現していただければと思います。
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