その提案、本当にベストですか?M&Aで“セカンドオピニオン”が経営を守る理由
2025/11/13
こんにちは。MAny運営事務局です。
「このまま契約を進めて大丈夫なのか…?」
ある日、M&Aの仲介会社から提示された条件を見て、戸惑う経営者の方がいました。
業績は好調、後継者不在を理由にM&Aを検討。担当者の説明も丁寧で、数字にも大きな問題はない。
それでも、どこか“釈然としない”感覚が残っていたそうです。
その経営者は、念のため他の専門家にも意見を求めました。
結果、提示されていた条件は「買い手に有利」な構成で、税負担や今後の経営権移行のリスクを十分に説明されていなかったことが分かりました。
セカンドオピニオンを取ったことで、条件交渉の余地があると知り、最終的にはより良い形での譲渡が実現したのです。
“専門家が違えば、答えも変わる”のがM&A
M&Aは、税務・法務・評価・契約交渉など、複数の分野が複雑に絡み合うプロセスです。
そのため、同じ案件でも、どの専門家がどの視点で見るかによって「最適解」が変わることがあります。
たとえば、
・税理士は「税負担の最小化」を重視
・弁護士は「契約上のリスク回避」を重視
・仲介会社は「取引成立のスピード」を重視
それぞれの立場で正しいことを言っていても、経営者にとってベストとは限らないのです。
セカンドオピニオンは「不信」ではなく「リスクヘッジ」
「別の専門家に相談するなんて、失礼では?」と考える方もいます。
しかし、M&Aは一度契約すると取り返しがつかない取引。
医療の世界でセカンドオピニオンが当たり前になったように、経営判断においても“確認の一歩”は健全なリスクマネジメントです。
特に、以下のようなケースでは一度立ち止まることをおすすめします。
・提案の根拠や評価額の算定方法が不明確
・「すぐに決断を」と急かされている
・契約書や手数料の内容に違和感がある
こうした“モヤモヤ”があるときこそ、第三者の視点が真価を発揮します。
MAnyで「気軽に」もう一つの視点を
MAnyでは、仲介会社を比較するだけでなく、現在の提案内容について第三者に相談することも可能です。
特定の仲介会社に依頼している途中でも、匿名で他社の意見を聞けるため、安心して判断材料を増やすことができます。
「提案は悪くないけれど、他の見方も知りたい」
そんなときこそ、セカンドオピニオンの出番です。
一度立ち止まることで、見えていなかった選択肢が見つかるかもしれません。
まとめ
M&Aは“経営の集大成”とも言われる決断です。
その大切な判断を、たった一つの意見だけで進めるのは、少し心もとないかもしれません。
セカンドオピニオンを取ることは、疑うことではなく、「より良い未来を選ぶための行動」。
MAnyは、そんな経営者の冷静な選択を応援しています。
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