廃業か、M&Aか——後継者不在に悩んだ社長が最後に選んだ道
2026/04/09
こんにちは。MAny運営事務局です。
後継者不在に直面したとき、
多くの経営者が一度は考えるのが
「このまま廃業するべきか、それともM&Aか」という選択です。
今回は、実際にその決断に向き合った社長の事例をご紹介します。
■「継ぐ人がいない」という現実
B社長(60代・製造業)は、長年会社を経営してきました。
業績は安定しており、従業員も長く勤めているメンバーが中心です。
しかし、子どもは別の道に進み、
社内にも後継者となる人材はいませんでした。
「いつかは考えなければいけない」
そう思いながらも、日々の業務に追われ、
具体的な行動には移せていませんでした。
■廃業という選択肢が現実味を帯びる
転機となったのは、同業の知人が廃業したことでした。
設備を処分し、従業員はそれぞれ転職。
長年続いた会社が静かに終わっていく様子を見て、
B社長は初めて現実として自分の会社の将来を考え始めます。
「自分の代で終わらせるのは簡単かもしれない。
でも、社員はどうなるのか」
このとき初めて、廃業以外の選択肢としてM&Aを意識しました。
■初めて知った「引き継ぐ」という考え方
当初、B社長にとってM&Aは
「会社を売る=手放す」というイメージでした。
しかし、話を聞く中で、
・従業員の雇用を維持する前提で進められること
・取引先との関係も引き継がれること
・会社の名前や事業が残るケースもあること
を知り、見方が変わっていきます。
「終わらせる」のではなく、
「次につなぐ」という選択肢として考えられるようになったのです。
■最後の決め手は「従業員の存在」
最終的にB社長がM&Aを選んだ理由は、
条件や価格だけではありませんでした。
「この会社は、自分だけのものではない」
長年働いてきた従業員の顔が浮かび、
雇用を守れる可能性がある道を選びたいと考えたのです。
結果として、同業の企業に引き継がれ、
多くの従業員がそのまま働き続けることになりました。
■まとめ
後継者不在の状況で、
「廃業か、M&Aか」という選択に正解はありません。
ただ、今回の事例が示しているのは、
知らなければ選べなかった選択肢があるということです。
・会社を終わらせるのか
・誰かに引き継ぐのか
その違いは、情報を知るかどうかで大きく変わります。
すぐに決断する必要はありません。
まずは、自社にどんな選択肢があるのかを知ること。
それが、後悔の少ない判断につながっていきます。
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